求人数 150 件 2025/01/18
The Carlyle Group
カーライル・グループ(以下、カーライル)は、世界最大級のプライベート・エクイティ投資会社。ウィリアム・E・コンウェイ ジュニア、ダニエル・A・ダニエロ、デイビッド・M・ルーベンシュタインにより1987年に設立された。
社名の由来はニューヨーク市セントラルパーク付近の高級ホテルThe Carlyle Hotelである。
本拠はアメリカ合衆国 ワシントンD.C.。
2014年現在、北米、南米、欧州、中東、北アフリカ、サブサハラ(サハラ以南)アフリカ、日本、アジア、オーストラリアなど21か国に34の拠点と、1400名以上の投資プロフェッショナルを擁し、世界74カ国、1550名以上の投資家(富裕層個人投資家、企業、公的・民間年金基金から、政府系ファンド、組合にまで及ぶ)のために資産価値の最大化を目指している。
事業区分はコーポレート・プライベート・エクイティ、リアルアセット 、グローバル・マーケット・ストラテジー、グローバルソリューションの4つ。
2014年現在、118のファンドと81のファンド・オブ・ファンズにより1800億ドル以上を運用しており、全世界で200以上の企業に投資、700件近くの実績を持つ。
カーライルの特徴のひとつに各業界への専門知識に基づく投資がある。
浅く広い知見よりも深い専門性を重視し、深い知見を有するセクターに投資を行うことが同社の強みであるが、その専門セクターは広範で、航空宇宙、防衛・行政サービス、消費財・小売、エネルギー・電力、金融サービス、ヘルスケア、製造業、インフラ、不動産、テクノロジー・ビジネスサービス、通信・メディア、運輸と多岐に渡る。
2000年に日本オフィスを開設。外資系プライベート・エクイティであるにもかかわらず、社員はすべて日本人という珍しい構成で、日本流スタイルで投資を行うのが日本拠点の特徴である。
バイアウトと不動産投資をメイン事業としており、同社が運営する対日投資ファンドの機関投資家は、日本の銀行、保険会社、年金基金、政府系機関などで構成されている。
社名 | カーライル・グループ |
代表 | 山田 和広 |
設立 | 2000年(日本法人設立) |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング35階 |
カーライルの理念を以下に引く。
カーライルの目的
最適な投資を行い、価値を最大化します
カーライルの使命
高い投資収益還元を実現します
投資家の皆様の信頼と辛抱を得られるよう尽力します
人材の高い水準を維持します
信念をもって業界リーダーシップを発揮します
責任感を持ち尊敬される国際社会の一員をなることを目指しますカーライルの価値
SERVICE
投資家の皆様の利益のために行動しますINTEGRITY
最高基準の職業倫理、プロ意識、守秘義務を保持しますQUALITY
最高レベルの投資活動とサービスを投資家の皆様に提供しますSTEWARDSHIP
投資家の皆様の資金を、リスクとリターンのバランスを保ちながら、責任を持って運営しますACCOUNTABILITY
個々人が責任をもって、コミットメントを実現しますTEAMWORK
“ONE CARLYLE”の精神の下、相互に協力しますRESPECT
互いを尊重し、各自の成長を後押しし、個人による貢献を重視しますCITIZENSHIP
共生する地域社会の一員として、責任を負いますENTREPRENEURSHIP
想像力に満ちた発想と構想により他社と一線を画しますDETERMINATION
カーライルの事業があらゆる面で成功するよう、決意表明します
【日本におけるバイアウトの実績】
以下の4つの事業区分への投資
カーライルでは、毎年グローバルニーズを先読みし、市場が必要とするであろう人数のアソシエイトやシニア・アソシエイトを採用している。
アソシエイトとしては、GPA(Grade Point Average)で好成績を残して学士号を取得した人、または少なくとも2年の投資コンサルタントとしての経歴を持つような人が求められている。
シニア・アソシエイトとしては、MBAを持ち、少なくとも3~4年のプライベートエクイティや投資銀行での実務経験を持つ人が求められている。
また、人物面では、経営陣、弁護士や会計士などの専門家、投資先と信頼関係を築ける人間性が必要とされるため、相応のコミュニケーション能力も求められる。
ビジネスの本質を見る目を重要視している点では、投資銀行やコンサルティングファームでの経験を持つ人がが有利であるともされる。
さらに、投資期間が数年単位となる場合が多く、相手企業と付き合う時間が長いことから、体力も重視されている。
カーライルでは、2年間のアソシエイトプログラムを用意している。
カーライルでは、優良な企業市民であることが、よいビジネスを実践することとつながっており、それによって投資家への長期的な価値創出が可能になると考えている。そのためグローバルにおけるさまざまな企業市民活動を行っている。
■One Community
カーライルの従業員が1年に2日、各自の居住地、勤務地、投資地域にてボランティア活動を行うプログラムを実施
■Wealth Sharing Program
カーライルの従業員が教育機関や社会貢献活動を行う組織へ寄付した際、同社が毎年最高2000米ドルまでを同額拠出し、サポートするプログラムを準備している。
■Global Volunteer Month
2012年9月には、ワシントンD.C.、ニューヨーク、ロンドン、北京、香港にて街のクリーンアップやホームレスへの食糧支援、恵まれない子どもたちへの資金支援などを行った。
その他、
中国への食糧支援
韓国やシドニーでのエネルギー消費量の削減
なども行っている。
※このページの内容は、 コンコードエグゼクティブグループが、独自に調査、執筆したものです。
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