求人数 139 件 2024/11/21
MIDAS CAPITAL.
ミダスキャピタルは、ベンチャー企業への投資とともに、PE(プライベートエクイティ)ファンドを運用する独立系の投資会社である。エアトリを創業した吉村英毅氏が中心となり2017年に設立された。
ベンチャー企業に対しては、案件ごとにファンドを組成し、マイノリティ投資のスタイルを取っているのが特徴である。2021年時点で、約10社への投資を実行、未上場を含めた時価総額は約1,200億円。ミダスキャピタルは、2024年に1兆円、2030年で10兆円、2040年に100兆円という明確な目標を掲げている。
原則的には外部資本を募らず、ファンドに出資する権利を有するのは、ミダスキャピタルメンバーのみという特徴を持つ。これにより、ファンド期限を設けない「超」長期的な投資経営を可能にしている。この方針に賛同するあらゆる業界のプロフェッショナル、起業家、実業家がミダスキャピタルメンバーとして参画している。
一社/一人で辿り着くのが難しい地点に、集合体で辿り着こうとするのがミダスキャピタルのコンセプトである。投資先企業数が徐々に増えていく中、ミダスキャピタルはミダス企業群における女性幹部の登用も積極的に進めている。
ミダスキャピタルの第一号案件は出張訪問買取サービス「バイセル」を手掛けるBuySell Technologiesである。2019年、同社が東証マザーズ上場を果たしたあとも、経営に参画し成長を後押しし続けている。
PE投資はマジョリティ投資で行い、事業アイデアに対して経営チームを組成するタイプの投資と、EV(企業価値)100億円程度の企業に対する投資を行う。
2020年には60億円規模の「旗艦ファンド」を設立し、投資先企業の継続的な成長を目指している。当ファンドの投資先としては、医薬品ECプラットフォームの開発・運用に携わる「LATRICO」、MAツールの開発・販売を行う「スプリームシステム」などがある。
また、2019年にミダス財団を設立し、収益の10%を発展途上国の企業、団体、機関に寄付する社会貢献活動も継続。プロフェッショナルファームでの活躍を志望する学生が事業創生やビジネススキルを体感できる「ミダスキャピタルキャリアプログラム」も進めている。
社名 | 株式会社ミダスキャピタル |
代表 | 吉村 英毅 |
設立 | 2017年9月 |
所在地 | 東京都港区赤坂八丁目11番37号 いちご乃木坂ビル5階 |
Mission
傑出した才能と技術を集め、
世界に新たな価値と景色をもたらすAssemble the world’s top minds and technologies
to deliver new ideas and experiences to the worldVISION
世界に冠たる企業群を創る
Build a world-class business group
VALUE
01 Maximize
最大限の挑戦をし、最速で限界を突破するTake on challenges that push us to our limits,
then expand those limits at breathtaking speed02 Give
家族のように仲間を想い、頼り助けるTreat our team like family, with trust and respect,
and provide for them when they need support03 Enjoy
大志に向かい、過程を楽しむDream big and enjoy the journey
CONCEPT
ミダスキャピタルは下記2点を特徴とするプライベートエクイティファンドです。
i. 外部資本は集めず、原則ミダスキャピタルメンバーのみがLP出資する権利を持つため、実質的なファンドの期限が到来せず、中長期のリターン最大化を追求出来ること。
ii. ビジネスプロフェッショナルに加えて起業家・実業家が多く参画していること。ミダスキャピタルは、一社、一人では辿り着かない地点に、ミダスキャピタルというビジョンに共感した多くの会社及び個人の集合体、即ち群として辿り着こうという試みになります。ミダスキャピタルのコンセプトは、出来る限り優秀な人材が集まって、出来る限り中長期目線で経営することにより永続的かつ最速の成長を続けていくことです。
ミダスキャピタルは、マイノリティ投資で行うVC投資、および、PE投資(マジョリティ投資)を手掛けている。
ミダスキャピタルは、「実績・実力を蓄積した起業家・実業家、プロフェッショナルが集結し、一人・一社ではなく「群」の力で、世界的に名高い企業の創出を目指す」というコンセプトを持つ。このコンセプトに共感できることが第一の条件といえる。
高いプロ意識のもと、自らの知識、意志、行動によって業務を自走的に進めていける人材が求められている。ベンチャー企業のスピード感に満ちた文化にフィットする資質や個性も不可欠となる。また、起業家や事業家と議論する場面も多いため、対等な目線で受発信できるアントレプレナーシップも重要視される。
ミダスキャピタルは、所属するメンバーにとって、最も人生が豊かになる環境を作りたいと考えている。一番の強み・誇りは、各界の多才なメンバーを擁すること。それぞれとの接点機会が刺激となり、絶えない魅力でもある。
また、経験と意志があれば、プロフェッショナルファームから有効なリアルビジネスへの一歩を踏み出すためのポジションが与えられる。
また、ミダスキャピタルは独自の報酬体系設計を持つ。起業家・実業家・プロフェッショナルを含め、メンバー全員にとって、ミダスキャピタルへの参画が魅力的なものとなるような仕組みが構築されている。以降のキャリアにも良い影響をもたらす期待が持てる。
ミダス企業群の強み・メリット
ミダスキャピタルに賛同する企業群メンバーの経験や見解を見ていこう。ミダス企業群として協働するのは有能で熱意溢れる経営者・事業家たち。それらの存在が相互に原動力になるという声がある。また、企業同士で連携できることに価値を感じるメンバーが多い。
志の高い有能な経営者たちが共に大きな目標を目指すのは私たち自身のエネルギーになります。企業群の各社と助け合えることも大きい。コスト削減の方法などを共有したり、互いに顧客を紹介したりしています。
ミダスキャピタルは「企業群全体で企業価値を上げていこう」という構想を持っているので、企業同士の横の連携する機会が多くあります。通常はファンドが複数の会社に投資した時、投資先同士が強く連携することはほとんどありませんが、ミダスキャピタルの投資先の企業間の連携は、いい意味で高いレベルにあると感じます。
具体的には、ナレッジの共有や勉強会の実施などがありますね。また、ミダスキャピタルは、投資先企業の意思決定や経営方針を尊重しながら、経営にうまく生かせる材料を提供してくれてくれる存在だと思います。
ミダス企業群では、それぞれの知見などさまざまなアセットをお互いに共有しあっていますが、各社の状況をお互いに大体把握しているから、話が早いんです。劇的に早いスピードで企業目標に到達するために、さまざまな起業家やビジネスプロフェッショナルとビジョンを共有して一緒に動けることは、お互いにとって大きなメリットだと感じています。
具体的には、ミダスキャピタルからの紹介を受けて、金融やコンサル、大手事業会社出身の人材が弊社に参画してくれたこと、そして外からの視点を得られたことが、とてもありがたかったですね。
私は、各社のCTOの方々とやりとりをすることが多いのですが、大変いい座組だと思っています。「テック」と一言で表現しても実際にはかなり守備範囲が広いということもあり、どうしても経験や推測が追いつかない部分が出てくるんですよね。
そうした時は、実際に経験したことがある他の会社のCTOの人に相談して、知見を共有してもらえるので、非常に心強いです。逆に、私が知っていることを教えることもありますし、お互いに助け合っているという感覚ですね。
ミダスキャピタルキャリアプログラムとは、ビジネススキルを試したい学生向けにミダスキャピタルが2020年に創設した育成プログラム。
各チームには専門知識を持つプロフェッショナルなメンターが寄り添って学びを支援する。毎年コンテストも開催し、ビジネスプラン策定のプロセスの体験、実践的なビジネススキルの習得、新卒対象インターンへの招待などの機会が与えられる。
主に発展途上国における貧困層の学生に対する就学支援、社会問題の解決に取り組む団体への支援を目的とする財団である。毎年、ミダスキャピタル収益の10%の寄付を継続しており、現地の発展に寄与する開発・人材育成・福祉や医療の向上を目指している。
※このページの内容は、 コンコードエグゼクティブグループが、独自に調査、執筆したものです。
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